検査機器導入のお知らせ

2024.7.7

こんにちは。
クロス動物病院です。

当院では続々と新しい医療機器の導入が進んでおります。

最近導入された機器
・麻酔器の追加
・麻酔モニターの追加
・トータルサージカルシステム(整形用機械器具)
・レントゲン検査機器(デジタルレントゲン検査機器への更新)

今後導入される機器
・超音波検査機器(スペックアップ)

麻酔器、麻酔モニターの追加により更に手術の受け入れ件数を増やすことが可能となりました。

トータルサージカルシステムの導入では受け入れることが可能な整形外科疾患が増えることとなります。

レントゲン検査機器の更新ではこれまでより検査スピードが数十倍早まることにより動物たちへの負担が大きく減り、且つ解像度が格段に上昇したことで従来より更に詳細な病変の確認になります。

超音波検査機器のスペックアップも解像度の改善が見込まれ、疾病の発見に寄与することとなります。

 

獣医療は日進月歩です。
5年前まで不治の病と言われていた病気でも、今では当たり前に完治を目指せるものもあります。
日々驚くべき速度で医療は進歩しているのです。

それは獣医師の知識、医療機器のスペックの両方に当てはまることかと思います。
獣医師がいくら学んでもその知識を発揮する為の医療機器が必要で、最新の医療機器をいくら揃えても扱う獣医師の知識が追いつかなければそれは宝の持ち腐れとなります。

当院では獣医師一同、各々が獣医療の進歩に取り残されることのないよう、その習熟に邁進しております。
その結果、研修や学会への参加に際してお休みを頂くこともあり、ご不便をおかけしていることもあるかもしれません。
しかし、それにより救える命は確実に増やすことができていると信じております。
そして、獣医師が得た知識を動物たち、飼い主様へ還元できるよう当院は設備投資も惜しみません。

これからも“地方で生きる動物たちが都市部と遜色ない医療を受けられる環境を提供する”という病院理念を胸に、動物たち・飼い主様みなさんのお力になれるよう精進して参ります。

クロス動物病院
院長 黒川裕生